公開日 2012年12月28日
最終更新日 2017年02月06日
イラスト&文・・・AKIさん。
○AKIさんについて○
岩泉町釜津田在住。日々の暮らしや農作業などをイラストや写真でつづったブログ「農家の嫁の事件簿 +(ぷらす)」 が大人気。
~岩泉町経済観光交流課より~ ミズキ団子がとてもファンタジックないわいずみ
**龍泉洞みずまつり**
日時:平成25年1月13日(日)午後1時~午後6時
場所:龍泉洞~岩泉公民館
まつりのコンセプト:
龍泉洞地底湖の水は住民にとって命の水であり、清らかに澄みきった神秘なたたずまいこそ、岩泉の豊かな水資源の象徴です。清らかな水に感謝し、水資源の永続を願い、水を育む森を大切にする心を「みずまつり」を通じて子孫に伝えていくことがまつりの目的です。
ミズキ団子を飾って五穀豊穣を祈る伝統的な小正月の時期に合わせて行い、『ミズキはみず木』標榜して、水が湧き、流れる場所にはミズキ団子を飾ります。
まつりの概要:
巫女たちが、龍泉洞内“龍宮の淵”より若水をくみ上げます。この若水を御水(ぎょすい)と呼び、まつりのシンボルとしてあがめます。
この御水を運ぶ部隊を「搬送隊」と呼び、家族の健康・結婚・安産・合格・交通安全・歳祝いなどの願いや、新成人、商売の繁盛を願うもの等から公募します。
水をかぶって身を清めた若者たちにより2.3キロ離れた公民館まで搬送し、氷でできた氷殿に納めます。本年度は、第26回を記念して、町内数箇所から御水を運ぶ搬送隊を繰り出すとともに、子供搬送隊を発足させます。
龍泉洞から公民館までには橋が3箇所あり、橋の欄干にはミズキ団子が飾りつけられて、橋の下には大切な水が流れていることから、橋を渡るときに「御水渡りの儀」を行います。
このときにとなえ文句を述べます。(となえ文句についてはミニコラムを参照)
**水祓い体験ツアー**
日時:平成25年1月13日(日)13時10分禊ぎ開始
場所:龍泉洞前
ツアーのコンセプト:
地底湖から湧き出る水を被り禊ぎを行い、岩泉大神宮の神職よりお祓いを受け、新たな年が最良の年でおることを祈願するものです。
参加料:1人5,000円
(祈祷料・お水祓い・お神札代・ふんどし代・ぞうり代・写真代等含む)
女性については、肌着・腰巻等を持参してください。
参加希望者は事前に申し込みが必要です。申込締切は平成25年1月10日(木)です。
宿泊希望者:宿泊料1泊2日 朝食付き 3,300円、1泊2日 朝食・夕食付き 5,300円
龍泉洞みずまつり・水祓い体験ツアーについて
【お問い合わせ・申込み先】 一般社団法人 岩泉町観光協会 (HP:www.iwaizumikankou.com)
(住所:岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字中野40-42 TEL:0194-22-4755 FAX:0194-22-4911)
~ミニコラム~
『みずまつりの搬送隊となえ文句集』
→地域ごとに搬送隊のとなえ文句が異なっており、地域の特色が表れています!
**岩泉搬送隊**
「上七里 下七里 のぼり水神 くだり水神 四十八滝水神に 願いあげたてまつる。」
**小川搬送隊**
「穴目岳 大石沢の奥深く 弁財天に湧きいずる 恵みの水に 願いあげたてまつる。」
**大川搬送隊**
「釜津田の(早坂) 頂き深き 櫃取の 流れる川の大滝・小滝 七滝の神に 願いあげたてまつる。」
**小本搬送隊**
「小本川 流れる川の 水の神 大滝・小滝も太平洋 恵みの水に 願いあげたてまつる。」
**安家搬送隊**
「安家森 頂き流れる 安家川 大滝・小滝・滝の神 四十八滝水神に 願いあげたてまつる。」
**有芸搬送隊**
「毛無森 頂き近き 沢頭 豊に湧きて 猿沢へ 恵みの水に 願いあげたてまつる。」
**田野畑搬送隊**
「野辺清水 田野畑の地に浸み渡り 太平洋に注ぎ込む 命の水に 願いあげたてまつる。」
**うれいら搬送隊(子供)**
「上七里 下七里 のぼり水神 くだり水神 四十八滝水神に 願いあげたてまつる。」