記事番号: 1-8223
公開日 2013年08月21日
更新日 2016年02月27日
平成25年6月24日に、盛岡市内の自動車整備工場で、毒性のあるクモである「セアカゴケグモ」が見つかりました。
その後、7月4日、7月16日に北上市でも確認されております。7月16日に確認されたものは、通勤に使用している乗用車のサイドミラーに付着していたものであり、県内においてセアカゴケグモが繁殖している可能性があります。
発見した場合は、素手で捕まえたり、触ったりすることのないよう十分注意しましょう。
セアカゴケグモの特徴
体長は、オスが5ミリメートル前後、メスが1センチメートル前後あり、メスが毒を持っています。
全体が黒色で、メスには腹部の背面に目立った赤い帯が縦に1本通っています。
原産はオーストラリアで、日本では1995年に大阪で初めて確認され、現在では環境省により、特定外来生物として指定されています。
日当たりの良い暖かいところ、プランターの底や室外機の裏などに生息します。
対処方法
素手で捕まえたり、触ったりしないよう十分注意しましょう。
屋外で作業するときは、なるべく手袋を着用するようにしましょう。
見つけた場合は、家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を直接噴霧するほか、熱湯をかける、踏み潰すなどの物理的な方法で駆除してください。
もし、かまれた場合は、すみやかに、病院で治療を受けてください。