記事番号: 1-10114
公開日 2018年10月30日
更新日 2023年12月28日
農林水産業関係の募集案内
農林水産業関係の分野
林業関係
森林コンダクター(募集人数:2名)
多様な広葉樹資源の利用による新たな価値創造に向け、FSC森林認証をキーワードに、地域木材の流通を地域に取り戻す活動を実施します。
- 広葉樹活用プロジェクト
広葉樹を活用した商品の企画開発、広報・営業活動を行います。 - 森林(林業)ツアープロジェクト
BtoCタイプ、及びBtoBタイプのツアーを企画することにより、地域商材の販売機会の拡大と地域木材のプレゼンを効果的に行い、新たな顧客やニーズを地域に取り込みます。 - 薪プロジェクト
木材のカスケード利用による地域熱利用を促進し、資源と資本の地域循環システムを構築し新たな産業を興します。 - 岩泉の明日の林業をつくる会事務局
勉強会の開催、イベント企画、情報発信などを行う事務局を支援し、ファンの拡大を図ります。
広葉樹専門フォレスター(募集人数:1名)
町では、多種多様な広葉樹が生育しております。多面的な機能を有する広葉樹は、植林せずとも何代も成長します。
町の広葉樹の伐倒・生産をする方が年々少なくなっています。
森林の現場で従事し、広葉樹の生産・生態を学びながら、広葉樹資源を活用していきます。
- 現場作業で間伐、作業道整備、広葉樹伐採を経験いただきます。
- (株)岩泉フォレストマーケティングのイベント企画や商品開発に参画いただきます。
※募集に際して、いわて林業アカデミー修了者を優先的に採用いたしますのでご了承下さい。
森林率92%の町の「家具職人」(募集人数:1名)
後継者不足に悩む木工の伝統的な技術を継承していくため、家具工房の現場に従事しながら、技術取得、また多様性に富んだ広葉樹資源の活用を図ります。
- 町内家具職人から技術を習得いただきます。
- (株)岩泉フォレストマーケティングのイベント企画や商品開発に参画いただきます。
森林率92%の町の「炭焼き職人」(募集人数:1名)
後継者不足に悩む炭焼きの伝統的な技術を未来へ承継していくため、炭焼きの現場に従事しながら技術取得、また多様性に富んだ広葉樹資源の活用を図ります。
- 木炭生産の職人から技術を習得いただきます。
- 自分の窯を作製して起業に向け、ステップアップいただきます。
- 広葉樹の伐採作業・搬出作業を経験いただきます。
森林率92%の町の「製材職人」(募集人数:2名)
木材活用の要となる町内の製材事業者は、人手不足や後継者不足という課題を抱えていることから、製材作業の現場に従事しながら製材技術を習得し、木材産業の活性化を担っていただきます。
農業関係
畑わさび生産日本一協力隊(募集人数:3名)
町の畑わさび生産は、国内ダントツで日本一です。しかし、年々、栽培する方が高齢化して減少しています。
近年は若い方々の新規就農者がでてきており、その交流も活発で、栽培技術を継承しております。町では畑わさび栽培へ力を入れておりますので、期間中は就農への技術を習得し、生産者の一員になるよう活動プログラムを組んでおります。
※畑わさびは林間栽培ですので、農地の取得は必要ありません。また、町では小本地区に平坦で大規模な林間栽培地を造成中ですので、すぐに実践研修できる体制が整っています。
畑わさびや林業関係について興味のある方はこちらの記事も併せてご覧ください。
【岩手県岩泉町】自然と共に生きる喜びを体感。畑ワサビ農家と森林コンダクターの暮らしにみる、“自分らしい生き方”とは
水稲、野菜等の地域農業の担い手を目指す地域おこし協力隊(募集人数:1名)
新規就農、農業法人等への就職を希望する方が、農業での作業や資格研修等への参加を通じて、農業に必要な技術や農業経営を習得し、退任後は農業の担い手として活躍いただきます。
- 農業栽培技術の習得
- 農業経営研修での知識習得
- 地消地産、6次産業化に向けた企画、提案、実行
- 退任後に就農を希望する場合は、農地の確保、農業機械の取得等の準備
畜産関係
日本短角牛の里づくりで未来の地域産業を築いていこう(募集人数:1名)
赤肉で有名な日本短角種は、春から秋は放牧し冬は舎飼いする夏山冬里という特有な飼い方をしています。放牧看視や飼いのサポート等の日本短角種の飼育を通し、地域の一員とし山村文化の魅力づくりを支援いただきます。
山村プロジェクト
- 放牧牛の看視業務をしながら、効率的な看視の仕組みづくりを研究いただきます。
- 冬期間は人里の牛舎で日本短角種の飼養手伝いをしながら、山村地域の産業おこしも研究いいただきます。
- 土づくり、草づくり、各種作業実習などを(一社)岩泉農業振興公社で研修いただきます。
- 空いた時間は、炭焼き、林業手伝い、牛飼いヘルパーなど地域産業で副業することも可能です。
酪農の郷づくりで未来の酪農産業を築いていこう(募集人数:1名)
畜産業は町の主要な産業で、乳用牛と肉用牛が飼育されており、農家への飼料供給や飼育ヘルパー等の農家支援に従事いただきます。
将来は、搾乳農家や肉用牛農家としての就業を目指していただきます。
牛飼いの技術習得
- 土づくり、草づくり、牛飼いなどの各種作業実習などを行っていただきます。
- 酪農家ヘルパーとして搾乳作業に従事いただきます。
畜産関係について興味のある方はこちらの記事も併せてご覧ください。
【畜産+地域おこし協力隊】畜産に興味のある人必見!岩泉ヨーグルトと短角牛の町、岩手県岩泉町で、自分の可能性を見つけてみませんか?
水産関係
海産物産直施設を盛り上げていこう(募集人数:2名)
東日本大震災による津波で被災した小本地域の復興シンボルとして営業を開始した「浜の駅おもと愛土館」において、新たな加工商品の開発、ネット販売促進、ブランド化など経営支援を行います。
主なプロジェクト
- 多様な魚介類を活用した商品開発(小本川に遡上する川鮭も)と情報発信を行っていただきます。
- BtoBツアーや体験ツアー企画による販売開拓を行っていただきます。
- 食堂を活用して、旬な料理の開発・情報発信を行っていただきます。
三陸・小本浜フィッシャーマン(募集人数:2名)
世界三大漁場の一つである三陸「小本浜」で、漁業の担い手を目指していただきます。
取組の内容は、概ね次のとおりです(応募者の希望に応じて調整します)。
- ワカメ又はコンブ養殖漁業
- 採介藻漁業
- 定置網漁業
- 漁船漁業
- ウニ養殖試験事業
- 新たな「つくり育てる漁業」に関する調査及び研究
獣医師関係
獣医師協力隊(募集人数:1名)
令和5年2月現在、町内では98戸の畜産農家が4,690頭の家畜を飼育しています。
町内で開業している獣医師4名は、全員75歳以上と高齢化が進んでいます。4名で町内の畜産農家のシェア52%を占めていることから、今後の家畜診療体制の確保が課題となっています。
将来的には町内での開業を視野に、町内の家畜農家を巡回して、相談や診療に当たる行動力溢れる方を募集します。