７月上旬のデルタ株確認以降、県全体では２桁の新規感染者数が確認される日が増え、また特定の地域に限らず、全県的に感染が確認されています。

デルタ株は、少ない接触でも感染するなど、これまでにない強い感染力となっています。

このことから、新たな感染を強力に抑え込むために、８月１２日に県独自の「岩手緊急事態宣言」が発令されました。

町民の皆様には、不要不急の外出の自粛をお願いいたします。

お盆期間中に、親戚で集まっての法事やお墓参り、バーベキュー、同級会や同窓会などの予定を立てている方も多いと思いますが、中止や延期をお願いいたします。

県内では、他の都道府県から帰省された方の感染が確認される例が増えています。都道府県をまたぐ不要不急の帰省や旅行などは、原則中止・延期をお願いいたします。

また、ワクチン接種後の感染も確認されています。当分の間、これまで同様、マスクの着用など基本的な感染対策の継続をお願いいたします。

職場においても、休憩室、更衣室、喫煙室、食堂など、職場内の感染対策の徹底をお願いいたします。出張先での会食による感染も発生していますので、慎重な行動を徹底してください。テレワークやローテーション勤務、オンライン会議の活用により、人との接触の機会を低減するようお願いいたします。

学校においては、校外活動で外部との接触がある活動内容を見直し、部活動においても、夏季休業中は原則休止するようお願いいたします。

全国でも感染拡大の勢いが止まりません。県内でも、かつてないほど感染リスクが高まっています。町民の皆様におかれましても、自分を守るため、家族、親戚、友人など大切な人を守るためにも、引き続き感染対策の徹底にご協力をお願いいたします。

令和３年８月１２日

岩泉町長　中居　健一