記事番号: 1-9612
公開日 2022年03月29日
岩手県は、令和4年3月29日に岩手県津波浸水想定区域の公表を行いました。
これは、津波防災地域づくりに関する法律(平成23年法律第123号)に基づき、想定される最大規模の津波浸水想定をシミュレーションして公表したものです。今後、8月には、最大規模の地震と津波による被害想定が、県から公表される予定となっています。
町では、令和4年11月6日開催の町地震・津波防災訓練までに住民の皆さんとの意見交換を踏まえて避難計画を作成し、訓練の実施を見込んでおります。
なお、公表された内容は、添付のファイルをご覧いただくか、岩手県ホームページをご覧ください。
主に想定される対応については、次の通りです。住民の皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。
想定される対応について
- 津波対策の浸水想定と津波警報等への対応の見直し
町、消防団や防災機関の津波対応の行動を見直します。 - 避難対象地域の拡大
町が発令する避難指示の対象範囲を拡大します。 - 避難困難地域の指定
津波指定緊急避難場所まで避難が困難となる地域を指定し、その避難対策を進めます。 - 避難行動要支援者対策
避難に時間を要する方の個別避難計画の策定を進めます。 - 要配慮者利用施設及び事業所への協力依頼
津波浸水想定区域内にある避難に支援が必要な施設の避難確保計画の策定と訓練実施を進めます。
多人数の働く工場や事業所等の避難確保計画の策定と訓練実施の協力をお願いします。 - 指定緊急避難場所の見直し
浸水想定区域の拡大に伴い、指定緊急避難場所の見直しを進めます。 - 防災拠点の変更
浸水想定区域の拡大に伴い、津波対策の防災拠点の変更を進めます。 - ハード整備
水樋門、建物等の強靭化や情報配信手段の強化等の計画策定を進めます。