破傷風に注意!
震災で被災した宮城県内沿岸部で破傷風の発生が相次ぎ、県は12日、がれきの撤去作業時の負傷で感染する恐れがあるとして、各市町村や保健所を通じ注意を呼び掛けたそうです。
症状は、筋肉がこわばって口を開けにくくなったり、しゃべりづらくなったり。
破傷風は、土の中にある破傷風菌が傷口から侵入して感染。発症するまで3日から3週間かかるとされています。あごのこわばりが特徴的な症状で、進行すると呼吸困難に陥ることもあるそうです。
被災地では、くぎやとげの出ている廃材などに触れ、けがをした際の感染が懸念されています。
予防のため、がれきを撤去する時は素肌を出さない服装と丈夫な手袋、長靴を身に着け、けが防止に努めましょう。また、作業後は手洗いをし、水が確保できない場合はウエットティッシュやアルコール消毒薬を使用しましょう。