昭和三陸津波の跡 2011年5月18日 | カテゴリー:東日本大震災 写真は岩手県昭和震災誌に残る昭和8年3月3日の津波で被災した小本の様子です。写真タイトルには「烏有に歸せる小本濱」(何もなくなってしまった小本浜の意)。三陸沿岸は有史以来、古文書、碑文によると来襲した津波の回数は大きいものだけでも58回を数えるとされています。なかでも明治29年と昭和8年の津波は甚大な被害をもたらしました。 岩泉町では現在、東日本大震災で被災した小本地区の復興計画を策定しているところです。これ以上津波の悲劇を繰り返すことのない、次代に引き継ぐ「安全な小本」をつくるために。 Tweet