福島県飯舘村の取り組みから放射線の影響学ぶ
2月14日(火)、岩泉町民会館で「放射線とわたしたちの健康を考える講演会」(NPOぱあとなあ主催)が開催され、80人あまりが参加して放射線の影響について理解を深めました。
工学院大学の田尾陽一客員教授は、原子力発電所の事故からの福島県飯舘村での地域再生の試みを紹介し、「放射線対策は人類の英知を集結して取り組まなければならない問題」と、その重要性を強調。
同村農業委員会の菅野宗夫会長は「放射線の危険性について情報が錯綜し、事実がわからないままに生活のすべてを奪われ避難生活を強いられた。わたしたちはいざというときにどうすれば良いのかを判断できるよう学ばなければならない」と涙ながらに現地の状況を語りました。