3月4日は小本地域復興促進町民大会

2012年3月2日 | カテゴリー:東日本大震災

IMGP4548

 昨年3月11日の東日本大震災による大津波から、間もなく1年が過ぎようとしている中、小本の早期復旧・復興を本町の新たな町づくりと捉えて、一日も早い被災者の生活の再建を進めていく必要があります。また、震災において、被災者の救命・救援活動をはじめ、支援物資の輸送など道路交通網が大きな役割を果たしたことは周知の事実であり、三陸北縦貫道路の早期完成と、未整備区間の多い町内の国県道、幹線町道の整備促進を図っていく必要があります。このことから、町民一人ひとりが小本の早期復興と道路の果す役割について理解を深め、この震災からの小本の再生、岩泉の再生を早期に成し遂げるため、小本地域復興促進町民大会を開催します。

◆日時…3月4日(日)午前10時~正午

◆場所…岩泉町民会館大ホール

◆内容…講演:国土交通省東北地方整備局 徳山日出男局長、住民意見発表、アトラクション:中野七頭舞

◆問い合わせ…同大会実行委員会事務局(地域整備課・内線260)

復興道路整備に関する経緯

6月30日、政府、民主党は仙台市から青森県八戸市までの三陸沿岸を結ぶ高速道路の三陸北縦貫道路など3路線計364キロを東日本大震災の「復興道路」として、全線整備する方向で最終調整。

 国土交通相が7月1日、建設の方針が未定だった3路線の計約10区間についてルートのたたき台などを公表、地元自治体と協議し、8月中にルートをほぼ固め、平成23年度第3次補正予算に測量や設計に必要な経費を計上。

 11月20日、田野畑村で復興道路着工式を開催。

 12月7日、三陸国道事務所と町は三陸沿岸道路(岩泉町中島~小本間)と町震災復興整備事業を進めるため、測量・地盤調査に伴う土地立ち入り説明会を開催。

 12月26日、小本の整備予定地で、三陸沿岸道路(宮古市田老~岩泉町小本間)の中心杭設置式を開催。中心杭は整備ルートの道路幅の中心線となり、道路設計の測量の基本となるもの。現在、小成地区などで測量・地盤調査を実施中。県では、復興道路が完成すると久慈~宮古間の所要時間が35分短縮されると試算しています。?