12.1.9の龍泉洞 『恵みの水に願いあげ奉る』
昨日1月8日、龍泉洞では 『龍泉洞みずまつり』 が開催されました。
森と水、自然の恩恵に感謝し、水祓いにより心身を清め、
豊かな水資源が子々孫々まで受け継がれるよう願うのです。
今日はそのみずまつりの一部様子をご紹介しましょう。
まずは希望者によるみず祓い体験の様子。
龍泉洞内でお祓いを受け、ふんどしや肌着に着替えて、
龍泉洞橋の下、清水川に身を浸します。
水に感謝する 『となえ文句』 を唱えたのち、えーいっ!!
仕上げに肩まで川に浸かって、心身ともに清められ、さっぱり(^^)
なかには 『今年厄年なので、お祓いとか、何かないかなーって探してたんです』
という方もいらっしゃいました。無病息災でありますように(^^)
体験ツアーのみなさま、お疲れさまでした!ご多幸をお祈り申し上げます。
龍泉洞内、龍の淵付近で若水を汲んできた巫女さんたちが、舞います。
そしていよいよ、御水搬送隊による水祓いです。
搬送隊とは、岩泉町内の岩泉地区、小本地区、有芸地区、小川地区、
大川地区、そしておとなり田野畑村、
それぞれの地区の川の水源などから水を汲んで、運んでくる男たち。
ほこらのある岩泉公民館まで御水とともに駆け抜けるのですが、
その途上で龍泉洞で水祓い。
となえ文句を唱えて、えーいっ!!
その後、御水とともに龍泉洞を出発です。
となえ文句も高らかに龍泉洞橋を渡る、各地区の搬送隊を、送り龍も見守ります。
そして御水は、かけ声勇ましい男たちの手で、ほこらへ運ばれて行くわけです。
水に恵まれた岩泉ならではの行事ですね。
来年はみなさまも、水をかぶってみてはいかがでしょう?