岩泉町・聖火が運ぶ、笑顔と希望
東京2020オリンピック・パラリンピックの聖火リレーが6月17日、町から出発しました。
出発セレモニーに先立ち、ウェルカムプログラムとして岩泉高校郷土芸能同好会による「中野七頭舞」が披露され、花を添えました。
セレモニーでは、この日の第一走者となる佐藤裕子さんがあいさつ。
「東日本大震災、台風10号台風災害を受け大変な思いをしたが、全国の皆さんから受けた支援のもと、復旧復興している、新緑の美しい岩泉の地を、東京オリンピックパラリンクの成功を願い、笑顔で聖火をつなげます」と高らかに宣言し、聖火を手に出発しました。
この日、町を走ったランナーは8人。町出身者では佐藤裕子さんのほか、元プロサッカー選手の鳴尾直軌さんが聖火をつなぎました。
沿道では、小学生など多くの町の皆さんが聖火をひと目見ようと駆けつけ、ランナーに笑顔と拍手で気持ちを送っていました。
新型コロナで多くの行事が中止を余儀なくされているなか、久々の大きなイベント。
町の皆さんや多くの関係者の協力と努力により、町を挙げて堂々と「復興の灯」を送り出しました。