岩手県内交通事故発生は1日12件。死亡者は年間81人

2010年1月6日 | カテゴリー:ニュース

岩手県交通安全対策協議会が発表した平成21年岩手県内の交通事故発生件数は4,392件で、死者数は81人、傷者数5,404人となっている。
20年と比較すると発生件数、傷者数は減少しているものの死者数は12人(17.4%)増加。全国増加率が4.7%減少している中で残念な結果となった。
岩泉町では19年8月22日以降死亡事故ゼロを継続しているが交通事故は発生している。
交通事故は各人の注意で防げるもの。十二分に気配りをした運転をしてください。
221104-51

運転の参考に(岩手県警察本部ホームページから)

交 通 事 故 を 防 止 す る た め に
過去5年間で1月中に20件の交通死亡事故が発生し、20人が亡くなっています。
 20件の死亡事故の特徴は以下のとおりです。
   ○ 道路横断中の事故が多い。(10件)、次いで、正面衝突事故。(3件) 
   ○ 時間帯は、夜間が全体の6割。 特に、午後4時から午後6時での間に5件発生。
   ○ 死者の半数は65歳以上の高齢者。高齢者の9割が歩行中の事故。
   ○ 事故原因は、前方不注意等の漫然運転が9件と多い。
      次いで、凍結等道路状況にそぐわない速度での走行が4件。

相手を見つける努力を怠ってはいませんか。
 昨年、夜間の横断に関わる死亡事故の車は全てロービーム (下向きライト)を使用していました。
 ライトのロービームは照射範囲に限界がありますので、単独で走行する場合はハイビーム (上向きライト) で走行してください。ハイビームとロービームを使い分け、相手をいち早く発見して事故遭遇の危険性を低くすることが事故を回避する運転テクニックです
 【ハイビームでローリスク】を合い言葉に夜間事故を防止しましょう。

冬期間は、路面状態が悪いため、気をつけて運転していますが、横断者も足下を気にしながら横断しますので、いつも以上に横断時間が長くなります。
 いつものつもりで渡りきれるだろうと安易に進行していると、対応が遅れます。
 咄嗟のブレーキはスリップ事故の要因にもなりますので、十分に速度を控えて運転しましょう。

雪道に慣れてくると、車間距離が短くなったり、速度が速くなりがちとなります。
 冬期間は、思いもよらない場所が凍結していたりしますので、気を緩めず慎重な運転こそが最も大切です。
 また、車の屋根の雪を払いガラスの凍結を十分溶かして、常に視界は良好な状態にして運転してください。