岩泉町の建築士、被災家屋の危険度判定を学ぶ
5月12日(水)、県建築士協会岩泉支部(西倉正三支部長)主催の災害時危険度判定の実践講習会が開催され、町内の建築業関係者18人が被災家屋の危険度の判定方法を学びました。
これは同支部が災害発生時のボランティア活動などに備えようと企画したものです。
講師は神戸市や一関市の被災地で危険度判定を行った実績を持つ岩泉土木センター建築指導課の谷藤正徳上席建築専門員。
参加者は木造、鉄骨、鉄筋コンクリートの3種類の建築物について、県が作成した「応急危険度判定活動マニュアル」に従って講義と実地訓練を受けました。
実地訓練の実施は県内で初めてとのことです。講習終了後は「応急危険度判定士」の認定を受け、災害時の対応に備えます。