小本の「モシ竜ロマン・クルーズ」 ~小本中生徒とデルズ留学生が体験~

2010年7月2日 | カテゴリー:文化・スポーツ

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 7月2日(金)、岩泉町立小本中学校(小野佳保校長・生徒40人)の2年生7人と、アメリカのウイスコンシン州ウィスコンシン・デルズ市からの留学生2人が、釣り船乗船体験「モシ竜ロマン・クルーズ」を楽しみました。

 「モシ竜ロマン・クルーズ」は、地元の漁師が釣り船を遊覧船として運航するもので、今回が初めて。小本地域振興協議会(中宿功会長)が進めている「小本まるごと新鮮市場推進事業」の観光部門の一貫です。

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 生徒らは、朝9時に同校を出発し、小本観光ガイドの説明を受けながら同地区のハイキングコースを歩き、茂師漁港へ。

 ハイキングコースでは、小本川水門や小本須賀防潮林内の津波の爪痕、津波慰霊碑、モシ竜の化石発見場所などで、観光ガイドの説明を受けました。

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茂師漁港からは、いよいよ釣り船乗船体験「モシ竜ロマン・クルーズ」のスタート。残念ながら濃霧の中のクルーズになりましたが、2艘の釣り船に乗船し、小さな船旅を満喫。

 小本地域振興協議会では、本年度から5年間の地域振興計画で、産業振興を中心に様々な事業に取り組むことにしています。産業振興では、小本の自然をまるごと生かし、自分たちのできる範囲で取り組む「小本まるごと新鮮市場推進事業」を掲げ、観光部門と農産物等販売推進部門の2部門に分けて取り組むこととしており、今回の「モシ竜ロマン・クルーズ」やハイキングは、観光部門の一つの事業です。

 「モシ竜ロマン・クルーズ」は、本年度は試験的に取り組むもの。7月と8月に町と連携し、仙台からの企画旅行を受け入れることになっていて、本年度の試験実施を踏まえ、料金設定などを行い、来年度から一般客の受け入れも含めた本格実施を目指しています。