標高916㍍の早坂高原では5月6日、カタクリの群生が広がり、かれんな紫を観光客などが楽しんでいました。
早坂高原は県立自然公園の指定を受けています。
シラカバやブナの広葉樹林、カタクリ、レンゲツツジ、アヤメなどの山野草の宝庫として知られています。

セラピーロードを歩きながら、カタクリを楽しむ観光客



推定樹齢500年のシナノキ

シナノキの下に咲くカタクリ
安家地区民生児童委員協議会(佐藤裕子会長)と岩泉町社会福祉協議会安家支部(小野寺正登支部長)は4月26日、安家川に架かる大正橋の近くにこいのぼりを飾りました。
こいのぼりが風の中を泳ぐと、児童たちは「泳げ、泳げ」と歓声を上げていました。
この活動は場所を変えながら、約20年前から続いていて、今年は5月7日まで元気に泳ぐ予定です。
小野寺支部長は「安家の子どもたちが、こいのぼりのように元気よく力強く羽ばたいてほしい」と児童たちの成長を願っていました。

こいのぼりの前で記念撮影をする安家小の児童たち
岩泉町は4月25日、町自主防災協議会連携会議を初めて開催しました。
参加者たちは東日本大震災や平成28年台風10豪雨災害の教訓を踏まえ、自主防災協議会の強化・連携を探りました。
町内6地区の地区自主防災協議会長や、町関係者など32人が出席。町の佐々木重光危機管理統括官は「自助・共助の力を高め、自主防災協議会と行政が一体となって、防災減災に取り組みたい」と力を込めていました。
町は、3月に修正した町地域防災計画や水位周知河川に指定される小本川、安家川の避難判断水位や氾濫危険水位などを説明し、各地区自主防災協議会は各地区での活動状況を発表しました。
安家地区自主防災協議会の合砂哲夫会長は「他の地区の活動状況や意見を聞くことができてよかった。自分たちの協議会の活動に生かしたい」と意気込んでいました。

活発な意見を出し合う参加者たち
県自然環境保全区域に指定されている櫃取(ひっとり)湿原では、ミズバショウがもうすぐ見頃を迎えます。
標高1000㍍の谷底平坦地に発達している湿原とこれを囲む落葉広葉樹林が調和しています。
入り口から30分ほど緩やかな坂を歩くと、湿原遊歩道の番号標識があります。番号標識のルートに沿って進んでください。
櫃取湿原は県の自然環境保全区域に指定されています。動植物の採取はできません。


写真は、5月1日撮影