記事番号: 1-10427
公開日 2020年01月14日
更新日 2020年01月14日
介護予防・日常生活支援総合事業がはじまりました。
介護予防・日常生活支援総合事業の概要
介護予防・日常生活支援総合事業(以下「総合事業」といいます。)は、地域の実情に合わせて、住民等の多様な主体が参画し、多様なサービスを充実させることで、地域全体で高齢者を支える体制づくりを推進するために創設されました。
総合事業は、要支援者等に対し多様な支援を行う「介護予防・生活支援サービス事業」と、65歳以上のすべての方が利用できる「一般介護予防事業」で構成され、平成29年4月から始まりました。これまで介護予防訪問介護(ホームヘルプサービス)と介護予防通所介護(デイサービス)を利用してきた方は、要支援認定の更新に併せて、総合事業のサービスに移行します。
対象者
介護予防・生活支援サービス事業
ア 介護保険の要介護認定で要支援1または要支援2と認定された方
イ 基本チェックリストで生活機能の低下が認められた方(以下「事業対象者」といいます。)
基本チェックリストで確認してみたい方は次の様式をご利用ください。
なお、事業対象者と認められるためには、次の1から7のいずれかに該当する必要があります。
No | 基本チェックリスト要件 |
---|---|
1 | 様式の質問項目No.1から20までの20項目のうち10項目以上に該当 |
2 | 様式の質問項目No.6から10までの5項目のうち3項目以上に該当 |
3 | 様式の質問項目No.11から12までの2項目のすべてに該当 |
4 | 様式の質問項目No.13から15までの3項目のうち2項目以上に該当 |
5 | 様式の質問項目No.16に該当 |
6 | 様式の質問項目No.18から20までの3項目のうちいずれか1項目以上に該当 |
7 | 様式の質問項目No.21から25までの5項目のうち2項目以上に該当 |
注意 事業対象者の要件の確認は、地域包括支援センターが面接により行います。
一般介護予防事業
すべての65歳以上の方
総合事業の概要
介護予防・生活支援サービス事業
種類 | サービスの説明 | サービス例 | 自己負担 |
---|---|---|---|
訪問型サービス | 従来の介護予防訪問介護(ホームヘルプサービス)に相当するサービス | 食事や入浴などの介助、掃除、洗濯、調理 | サービス料の1割または2割負担 |
通所型サービス | 従来の介護予防通所介護(デイサービス)に相当するサービス | 食事や入浴などの介助、健康管理、機能訓練やレクリエーション | サービス料の1割または2割負担 |
一般介護予防事業
いつまでも元気に自立して暮らせるように、介護を必要としないための健康づくりや、介護が必要な場合でも自分らしく生活できるよう、介護予防教室の開催などを行う事業です。
介護予防・生活支援サービス事業の利用方法
既に要支援認定を受けている方は、認定期間の更新後に総合事業を利用することができます。
要支援認定を受けていない方は、地域包括支援センターにご相談ください。
介護予防・日常生活支援総合事業に関する要綱
介護予防・日常生活支援総合事業の実施要綱、事業者指定申請等に係る資料を掲載します。
要綱
介護予防・日常生活支援総合事業実施要綱[DOC:141KB]
訪問介護相当サービス事業及び通所介護相当サービス事業の人員、設備及び運営等に関する基準を定める要綱[DOC:148KB]
申請書等
介護予防・日常生活支援総合事業指定事業者指定申請書[DOC:50KB]
介護予防・日常生活支援総合事業指定事業者更新申請書[DOC:44KB]