東日本大震災、農地にも打撃

2011年4月18日 | カテゴリー:東日本大震災

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 4月16日(土)、小本浜漁業協同組合の会議室で、東日本大震災の津波で被災した農家のための「水田などの塩害対策説明会」が行われ、50人余りの農家が参加し、宮古農業改良普及センター岩泉普及サブセンターの職員から今後の対策について説明を受けました。

 被災した岩泉町小本地区の漁港周辺は、約150世帯の家屋の3分の2が全半壊。漁港も破壊されました。同地区の水田は塩害で今年の耕作は困難とみられています。

 塩害に遭ったのは水田約23万7000平方メートルと畑約2万6000平方メートル。小本川を逆流した海水が流れ込み、4センチ近い泥が堆積し、取水口が破壊されました。現在、がれきを撤去した水田には、消石灰がまかれています。

(写真:3月11日、津波で浸水した水田)