震災復興地域懇談会始まる

2011年7月5日 | カテゴリー:東日本大震災

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 7月4日(月)、東日本大震災で被災した岩泉町小本地区の復興推進に向けて、各地区に町長が出向いて住民と直接対話する「岩泉町震災復興地域懇談会」が小本浜漁協を皮切りに始まりました。 懇談会で出された意見などは次の通りです。懇談会は6日まで4回開催されます。

「具体的な代替地案はまだ示されないか。小本地区には約40戸が残った。郵便ポストの設置を要望したが、小本は”危険地帯”なので設置できないと断られた。安全な小本をつくるための具体的な計画は?小本が”安全地帯”になるならば、同じ顔ぶれで生活できる。専門家の考えを教えてほしい」

「河川堤防を”津波堤防”と位置付けて、嵩上げ整備をしてほしい」

「防災設備を整備して、小本地区民を安心させてほしい」

「アンケート結果によると、三陸鉄道小本駅周辺への意見希望者が多いが、宅地確保の見通しは?」

「水田にいろいろなものが入っていて耕運機の爪を壊す。トラクターなどで掘り起こしてもらえないか」

「小本小学校は避難階段も整備されている。岩泉小学校への通学の負担は大きい。現在の校舎で授業を再開できないか?」