JR岩泉線の危険箇所を公開

2011年12月14日 | カテゴリー:ニュース
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 12月9日(金)、昨年7月31日に発生した土砂崩落によるJR岩泉線の列車脱線事故で、JR東日本の「原因調査検討委員会」(委員長、岡田勝也・国士舘大理工学部教授)が終了しました。委員会は、土砂崩れは長年の降雨や地震などで地表付近が風化したことが原因と結論付けました。
 調査報告によると、岩泉線全線で、類似する大規模な土砂崩れの恐れがある斜面は23カ所、運行に影響のある大きな落石の恐れがある斜面が88カ所あることが判明した。
 12月13日(火)、JR岩泉線の脱線事故現場を、JR東日本が報道陣と県、沿線市町村に公開しました。
この事故は去年7月、列車が線路上に崩落した土砂に乗り上げて脱線。乗員、乗客合わせて4人が軽いけがをしたものです。現場公開は現状を知ってもらおうとJR東日本が行ったものです。斜面には不安定な岩があり、今後も落石や土砂崩れが予想されるとのこと。JR東日本では岩泉線の今後について、年度内に決める方針です。