宮崎県内の和牛3頭が家畜伝染病の口蹄疫に感染した疑いがあると発表されました。
宮崎県が20日、宮崎県内の和牛3頭が家畜の伝染病である口蹄(こうてい)疫に感染した疑いがあると発表しました。国内での発生は約10年ぶり。これを受け、宮崎県と農林水産省は牛の処分などの措置を取る方針です。
「口蹄疫」は、牛・豚・めん羊・山羊など偶蹄類(蹄が二つある動物)のみに感染する極めて伝染力の強いウイルスによる病気で、日本では海外悪性伝染病に指定されています。
主な症状
・著しい流涎(よだれ)、体重や乳量の減少。
・舌、唇、歯ぐき、ツメの間、乳頭に水胞(みずぶくれ)を形成。
・水胞は、数日で破れただれたようになります。
・死亡率は5%程度(幼若な家畜では50%)
・直接的な死亡率は高くありませんが、ただれた部分に痛みを伴い、採食不能・起立不能となり衰弱するため、廃用又は死亡につながり経済的被害が甚大なものとなります。
町内で異常な家畜を発見した場合は、農林水産課畜産振興室0194-22-2111(内線547)までご連絡をお願いします。