11月26日(木)、岩泉町立中沢小学校(井口亘校長、児童5人)で、田野畑村のフランス料理店「ロレオール田野畑」から伊藤勝康シェフと、フランスから料理の研修に訪れているケビン・デュボワさんを講師に招き、フランス料理の調理実習を行いました。

今回の調理実習は、中沢小学校の教員がロレオール田野畑を訪れた際に同小の話をしたのがきっかけ。「小さな学校の子どもたちにもフランス料理に触れる機会を持ってほしい」という伊藤シェフと「子どもたちに体験を通じて社会性を育てたい」という学校側の思いから開催に至りました。
全校児童と地域の人たち約20人が参加。地元食材をふんだんに使ったメニュー4品を作りました。5年生の熊谷太一くんは「盛り付けた料理にオリーブオイルをかけるところが上手くできたので楽しかった。難しいけど、食べてもらう人に感謝の気持ちを込めて作った」と満足そうでした。
▼女子児童はデザートのリンゴのコンポートとクレープを担当。生地が破けないように真剣です。

▼スープに入れるイカのさばき方を教わる男子児童。大きなワタにびっくり。


▲少しでも先生の切り方に近付けようと真剣です。
11月26日(金)、岩泉町民会館で、「今後の県立高校に関する説明会」が開催されました。これは地域の要請で行う出前説明会で、県立高校の新たな再編計画の策定に当たり、岩手県教育委員会から担当者を招き、今までの経緯と現状の説明、住民との意見交換を行うものです。岩泉町では約60人が参加。質問と意見交換からは岩泉町内唯一の高等学校である岩泉高校の存続への関心と要望の高さが伺われました。

町農業委員会(合砂哲夫会長)は11月19日、町に要望書を提出しました。これは、農業者が明るい展望を持って農業生産に取り組めるよう、地域農業者の代表として要望したものです。主な内容は、耕作放棄地解消対策、担い手の育成と確保について、有害鳥獣駆除対策、TPPへの対応についてなど7項目です。
▼伊達勝身町長に要望書を手渡す合砂会長と、佐藤春雄会長職務代理者、武田健委員、工藤幸雄委員(写真左から)


岩泉町議会の加藤久民議長にも要望書を手渡しました。

11月18日(水)~20日(金)、岩手県、三陸復興国立公園協会、陸中海岸魚彩王国の三者一体となって東京で行われた冬季誘客PRキャラバンに岩泉町も参加してきました。
原宿のリストランテベニーレベニーレで行われた復興の架け橋交流会では、タレントのパンチ佐藤さんも応援に駆けつけてくださいました。

パンチさんは、11月30日(月)23時~ BSジャパンで放送の「とりよせ亭」にゲストとして出演し、なんと、岩泉ヨーグルトを紹介してくださったとのこと!
パンチさんありがとうございます。
上野駅で行われた観光PRでは、
龍ちゃんが

修学旅行生や、

海外の方や、

お子さんにも、(左にいるのは、青森県階上町のかぜ丸くん)

岩泉町をPR!
全国の皆さん、冬こそ三陸へ、岩泉へ遊びに来てくださいね!
11月18日(水)、岩泉町小川の国見季節保育所で、栄養士の指導による食育メニューを味わいました。この日のメインはさつまいもご飯。このサツマイモは、収穫体験事業で園児が苗植えし、先日収穫したものです。
▼ふっくらおいしそうに炊き上がりました。

▼「すごい!ほっくほく!!おいしい!!」自分たちの作ったおいものおいしさにびっくりです。


▲ご飯がおいしいと、おかずを食べる箸も進みます。野菜もお肉も全員残さず食べました。
27年度の岩手県交通安全ポスターコンクール(岩手県交通安全対策協議会主催)の低学年の部で、岩泉町立小本小学校大牛内分校3年の阿部舞幸さんが優秀賞を受賞しました。
11月15日(日)に同校体育館で、賞状の伝達式が行われ、伊達勝身町長から阿部さんに賞状と記念品が手渡されました。

阿部さんは「賞をもらってうれしいです。ポスターの字を太く目立つようにして、みんなに交通安全に注意してもらおうと思いました」とにっこり。

11月16日(月)、岩泉町立小川中学校(君塚圭一校長、生徒57人)で復興教育パネルディスカッションを開催しました。学年ごとに、被災地訪問を通じて学んだ被害の状況と復興の現状、「これから自分たちが何をすべきか」の考えを発表。次に「私たちにできることは何だろう」をテーマに、各学年から選出された生徒がパネリストとして意見交換を行いました。
▼各学年の発表(上から1年、2年、3年)


同校では、3年前から被災地学習に取り組んでいます。3年生の佐々木大智さんと山岸彩乃さんはテーマに対し「これからも募金や、被災地で買い物をする」「被災地のことを忘れずに伝えていく」と考えを述べました。

11月15日、岩泉町立小本小学校大牛内分校(北田光志校長、生徒11人)で、児童が自分たちで育てたもち米と農作物を使った料理で収穫感謝祭を開催。28年度からの本校との統合を前に、地域の人に感謝の気持ちを込めて振る舞いました。
▼お振る舞いの餅をつく児童たち

今回が分校最後の収穫祭になることから、地域の人へ今までの感謝を伝えるための企画を立案。児童は、招待した約70人の前で合唱と大牛内七ツ舞を披露し、「今まで温かく見守ってくれてありがとうございます。閉校は寂しいけれど、私たちはこれからも頑張ります」と、大きな声で感謝の言葉を贈りました。
▼合唱の披露(上)と大牛内七ツ舞の演舞(下)に大きな拍手が送られました。

▼会食の様子。みんなで楽しくおいしくいただきました。

岩泉町立岩泉小学校(山下信宏校長、児童157人)で、11月12日、宮古人権擁護委員協議会から講師を招き、学年ごとに紙芝居や講話で人権の考え方と大切さを児童に伝える特別授業を行いました。
6年生は、仏教の教えである八正道(人間が正しい生き方を実践するための八つの方法)から人権の考え方を学びました。

1年生のクラスでは紙芝居の読み聞かせを実施。紙芝居を通じ、いじめが人権を害することを学んだ子どもたちは「友達がいじめられていたら声をかけてあげる」「いじめはだめだよ、と注意する」などの感想を発表していました。

この授業は、同小が今年設定した「みんななかよしディ」の一環として実施されました。