
4月21日(木)、中里交流施設には、東日本大震災で被災した人のもとに善意で集められた物資を届ける活動をしている民間ボランティア「ブルーシート」(東京都)の活動本部が置かれていました。ノンフィクションライターで「ブルーシート」の代表を務める角田四郎さんは神戸出身。阪神淡路大震災の際に現地にいるボランティアたちの手伝いをしようと思い立ち現地に向かったのをきっかけに家族ぐるみで取り組んでるとのこと。。ネットでの呼びかけに応えてくれた賛同者からのいろいろな物資を積んで、被災した家々を回っているそうです。「東京の高校生は、上履きに使用していたスポーツシューズをたくさん持ち寄ってくれました。被災した当時からずっと同じ靴を履いている人もいます。そんな人たちの役に立てれば」と話す角田さん。活動は5月連休ごろまで続ける予定とのことです。

4月20日(水)、岩泉町民会館で、町内の南部牛追唄保存会が唄声で被災者を励まそうと「元気コンサート」を開催し、約60人が県内外の民謡を楽しみました。同保存会の呼びかけで県内で活躍する民謡歌手の皆さんも参加し、コンサートを盛り上げていました。
国の特別措置法により、震災時に県内に居住していた人の運転免許証の有効期限が8月31日までの延長措置となりました。運転免許証の有効期限が3月11日から8月30日までの人は、更新手続きをしなくても有効期限が8月31日まで延長されます。該当する人は8月31日までに更新手続きをしてください。更新手続きは4月22日(金)から再開されます。
◆問い合わせ…岩手県警察本部 運転免許課 盛岡運転免許センター ?019-606-1251
4月20日(水)、平岡秀夫総務副大臣は東日本大震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島の3県で、地上デジタル放送への完全移行を、当初予定の7月24日から最大1年延期する方針を発表しました。
昨日から降り続けている雪の影響で、4月20日(水)午前3時ごろから岩泉字横道、沢中、室場の3地区で約80戸が停電していましたが、午前10時16分、全て復旧しました。

4月20日(水)、県道久慈岩泉線が積雪のため午前7時30分から除雪が完了するまでの間、全面通行止めとなっています。通行止区間は、石峠(岩泉~安家間)から大月峠(安家~久慈市との境界)の間の15km区間です。現地は湿った重い雪が30センチ前後積もっています。写真は7時23分、大月峠付近です。
通行止は20日正午に解除されました。

写真は平成21年7月、県の防災ヘリ「ひめかみ」から撮影した小本です。リアス式海岸の入り組んだ地形がよくわかります。東日本大震災では、この写真に写っている建物のほとんどが被災しました。

4月18日(月)、岩泉町中島字長内地内、岩手アライ株式会社脇に建設中の仮設住宅は10棟が並びました。町では他に岩泉町岩泉字中野地内、龍ちゃんドーム脇にも仮設住宅を急ピッチで建設中です。
東日本大震災の避難所になっている岩泉町民会館で、南部牛追唄などのミニコンサートが開催されます。
◆日時…4月20日(水)午後2時から
◆場所…岩泉町民会館 大ホール
◆出演者…南部牛追唄保存会の皆さん、特別ゲスト:中川愛子さん、鳴海みよさん(第22回南部牛追唄全国大会優勝者)、北條真由美さん(第24回同大会優勝者) 山上衛さん、藤村幸雄さん(尺八)、三上牧蔵さん(三味線)
◆送迎…龍泉洞温泉ホテルから午後1時30分に送迎バスが出発します