年別アーカイブ: 2018
岩泉町・安家小中が避難訓練などで防火意識を高める
安家小中学校(小野寺満校長、児童7人・生徒6人)は5月14日、火災を想定した避難訓練を実施しました。
訓練後、消防署員が消防車両の説明を行い、児童・生徒たちは「あの機材は何ですか?」と質問をしていました。
安家中の應家茜音さん(1年)は「火を消すためにたくさんの機材があることが分かった。火事が起きたときは、今日学んだことを生かしたい」と気を引き締めていました。
避難訓練の後、安家小5年の児童に少年少女消防クラブのバッチが交付され、児童たちは「防火意識を身に付け生活に生かします」などと誓っていました。
4月21日~30日の短期間に林野火災が3件発生しました。町では「山火事非常事態宣言」を発令し、注意喚起を強化しています。
岩泉町の春、畑ワサビの花芽を摘む
岩泉町の特産品の畑ワサビの春作業体験会(宮古農業改良普及センター岩泉普及サブセンター主催)が5月13日、安家氷渡地区で開かれました。
町内外から約20人が参加し、畑ワサビの成長を促す摘花作業に汗を流しました。
盛岡市から参加した川村香菜子さん(24)は「畑ワサビは管理することが大変だと感じました。花芽を摘む作業は思っていたよりも作業しやすく、興味が湧きました。調理の仕方も気になりますね」と興味津々。会場を提供した畑ワサビ生産者の川端清人さん(63)は「体験を通して、生産者が増えてくれたらうれしい」と期待していました。
岩泉町は冷涼な気候と山林が多い。地域の条件を生かし、畑ワサビの生産量は日本一を誇ります。
岩泉高校生、町の課題を探究
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岩泉町・こいのぼりに子どもの成長願う
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岩泉町・自主防災の連携を強化
岩泉町は4月25日、町自主防災協議会連携会議を初めて開催しました。
参加者たちは東日本大震災や平成28年台風10豪雨災害の教訓を踏まえ、自主防災協議会の強化・連携を探りました。
町内6地区の地区自主防災協議会長や、町関係者など32人が出席。町の佐々木重光危機管理統括官は「自助・共助の力を高め、自主防災協議会と行政が一体となって、防災減災に取り組みたい」と力を込めていました。
町は、3月に修正した町地域防災計画や水位周知河川に指定される小本川、安家川の避難判断水位や氾濫危険水位などを説明し、各地区自主防災協議会は各地区での活動状況を発表しました。
安家地区自主防災協議会の合砂哲夫会長は「他の地区の活動状況や意見を聞くことができてよかった。自分たちの協議会の活動に生かしたい」と意気込んでいました。