5月、龍泉洞まつりは園地等の災害復旧工事のため休止となりますが、4日(木)、5日(金)に臨時売店を開きます!
アユの塩焼き、ひっつみ汁など町内の特産品を販売します。
春の日差しを感じながらおいしいものを食べて…ゴールデンウィークは龍泉洞に!
町社会福祉協議会(伊東勝幸会長)は4月19日、台風10号で被害を受けた小本中里地区の町民を元気付けようと、軍手を使ったニワトリを作るイベントを中里公民館で開催しました。
講師を務めたのは遠野市の女性グループ、ふきのとうの会の菊池加代子さん。
集まった約20人は、会話や手芸を楽しみました。
中里公民館に隣接する仮設住宅に住む竹花留利子さんは「気晴らしになるし、みんなで集まれることが楽しいです」と軍手を縫い合わせていました。

岩泉三十景でもある清水川の大橋付近に4月13日から、こいのぼりが設置されています。
13日の夕方、こいのぼりを見ていた子どもたちは「全部で50匹だよ」と目を輝かせながら教えてくれました。

夕日に向かって泳ぐこいのぼり
岩泉消防署と岩泉警察署などは4月14日、土砂崩れに巻き込まれた車両を救出することを想定した合同訓練を行いました。
約60人が参加した訓練は、警察署員が倒木の除去作業を行い、傷病者の救助は岩泉消防署に配置された救助工作車を活用して行われました。
岩泉消防署の佐々木署長は「救助隊と関係機関が協力し、町民の不安を払拭したい」と救助活動での連携の重要性を再認識していました。

3月に配置された救助工作車で訓練をする救助隊
町は4月7日、山火事防止宣伝パレードを実施しました。
警察署や消防署、森林関係団体の職員など約70人が参加し、町内各地で、火の管理徹底を呼びかけました。
出発式は町役場前で行われ、代表の熊谷和馬さんは「私たち一人ひとりが防火意識を高め、山火事防止に努めます」と決意表明をしました。

山火事防止を誓った熊谷さん(右)

パレードに出発した関係者たち
4月18日(火)は龍泉洞園地内の龍泉洞レストハウスで、お食事をお休みします。お土産や、ソフトクリームなどは通常通り営業します。なお、カフェ・ポンテは通常営業します。ぜひお立ち寄りくださいませ。
日本三大鍾乳洞、国指定天然記念物「龍泉洞」は盛岡市から約2時間です。年中無休。営業時間:午前8時30分~午後5時(5月~9月は6時まで)。入洞料:大人1,000円、小中学生500円。無料駐車場あり。
春の全国交通安全運動と春の地域安全運動の出動式が4月6日、岩泉警察署で行われました。
伊達町長は「児童・生徒や高齢者の交通安全には、皆さんの街頭活動が大切です」と協力を呼びかけました。
出席した交通安全母の会、町交通指導隊、まも老隊など関係者約80人は、交通安全と地域安全を誓い、各地域の活動に出動しました。

交通安全を誓った小原道彦交通指導隊長

児童の安全を守る交通指導隊
龍泉洞園地内にある観光センター2階の無料休憩所では、台風10号被災写真展を開催しています。
台風10号災害直後の龍泉洞付近の様子を収めた写真を展示しています。
3月28日、家族4人で龍泉洞を訪れた高橋彩加さん(18歳・花巻市)は「龍泉洞の被災状況はニュースで見ていましたが、写真を見て被害の大きさを改めて感じました。復興に向け努力してきた関係者の人たちに感謝したいです」と営業再開を喜んでいました。

龍泉洞内などの被災状況を確認する来場者
3月21日、滝沢市の滝沢南中(名須川淳精校長・生徒704人)の生徒会と1・2学年執行部の33人は町を訪れ、台風10号豪雨災害の被災状況を視察しました。
生徒たちは楽天イーグルス岩泉球場や岩泉乳業の工場などの状況を確認し、被害の大きさに驚いていました。
現地を視察後、町に義援金を手渡した生徒会長の佐々木颯太さん(2年)は「復興に役立ててほしい」と願っていました。

アルミ缶回収の収益金や募金活動で集めた義援金を手渡した佐々木さん(左)
岩手県を本拠地に活動するプロバスケットボールチームの岩手ビッグブルズは3月21日、岩泉中学校を訪れ町内の小中学生とバスケットボールによる交流を行いました。
訪問したのは大森勇選手とアダム・ドレクスラー選手の2人で、参加した約40人と基本練習などに汗を流しました。
交流後、大森選手は「台風被害があった岩泉町に元気を与えられるようなプレーをしたい」と誓っていました。

宮古市での試合に招待された小中学生たち

プロの技に触れた試合形式での練習